リフォームにお持ちになったのは、マーキスカットのダイヤモンドが縦にV字に配置されたリングでした。

V字デザインのリングは、数十年前、一つ石のリングと重ねて着けて豪華にみせるのが流行したことがあり、今もジュエリーボックスの中にお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんなV字リングが、ダイヤモンドの並ぶ様子がクリスマスリースのようにも見えるかわいらしい印象のリングに生まれ変わりました。

時代が変わり、ジュエリーも他人に対して豪華にみせるということよりも、着ける人自身が気に入って心地よく、楽しむものへと変容してきたように思います。

おばさまがお持ちだったリングを、姪御さんが今の感性でリフォームして受け継がれたこのリング。とてもお喜びいただけました。