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2013年10月

時々、真珠のネックレスをお探しの方から「花珠鑑別書はついていますか?」というご質問をお受けします。
結論から申し上げると、当店では花珠鑑別書はお付けしていません。この「花珠」という言葉に、どうしても違和感をぬぐえないからです。

私の両親が真珠養殖をしていた頃、「花珠」というのは、年間ほんの数パーセントとれるかとれないかの特級品に対する、養殖の現場での呼び名でした。
いつの頃からか世にあらわれた真珠の鑑別書に、この「花珠」という言葉が使われることを知ったときには、正直なところ驚きました。

いくつかの機関がこの鑑別書を発行しているようですが、その基準は本来の「花珠」とはかけ離れたもので、しかも機関ごとにまちまちです。
何よりも、この花珠鑑別書のついた真珠のネックレスを、いかにも特級品であるかのようにお客様に勘違いさせるようなセールス方法を目の当たりにすると、悲しくなります。

KAWABE JEWELRYで真珠のネックレスを仕上げるときに重視するのは、巻きの厚みから生まれる光沢の美しさとはもちろんのこと、50個ほどの真珠が連なることにより生まれる調和としての美しさです。
何度も並べ替えてはながめることを繰り返し、その調和による美しさを実感できたとき、初めて一本のネックレスが完成するのです。

そうして完成したネックレスを、お客様のお好みの色目や大きさ、ご予算をお伺いしてご提案させていただいています。

四季を持つ日本の寒暖の激しい海から生まれる美しいアコヤ真珠。
何かに惑わされることなく、それを身に着ける喜びを多くの方に知っていただきたいと心から願っています。

風に吹かれて

(KAWABE JEWELRY通信Vol.129 2013/10発行に掲載分)

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